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清水工業の未来 Future
鉄と歩んでゆく、
清水工業の未来
昔、刀鍛冶は熱した鉄を叩いて鍛え、切れ味鋭い日本刀を作っていました。
鉄は熱や炭素を加えることで強くなります。それを「鋼(はがね)」といいます。
清水工業はこの鋼に、さらにさまざまな元素を混ぜた「特殊鋼」を扱っています。
鉄鋼所である清水工業が得意とするのは、特殊鋼を使った大型製缶加工です。
強くて硬い特殊鋼は扱いが難しく、加工作業は繊細な感覚を持つ職人が不可欠。
一方で、作る製品は5トンや10トン、20トン級の大型機械です。
近づいてさまざまな角度からものを見る眼と
高いところから俯瞰的に全体を見る眼。
両方の眼と、たしかな腕をもつ職人が数多く活躍するのが、清水工業です。
唯一無二の財産である技術を現代の製品に注ぎ、未来に伝えていきます。
鉄のエキスパートが一貫製造
高い技術が必要な、大型特殊鋼の溶接や機械加工。さまざまな鉄を知る「鉄のエキスパート」たちが、一枚の図面から部品を創り、組み上げ、製品完成まで一貫製造します。
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ワンランク進化した鉄
「特殊鋼」とは鋼とは、鉄に微量な炭素を加えた合金で、他にもマンガンなどさまざまな元素を入れた鉄を「特殊鋼」といいます。それによって強度が高まり、粘りも出て加工もしやすくなります。また加える元素によって疲労性や摩耗性が改善されるなど、性質が変化。まさにワンランク進化した鉄です。
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卓越した大型機械部品の
加工能力分厚く長尺な鉄を切断し曲げ、溶接し、掘削機械や橋梁などの大型部品を作る大型製缶加工。この作業は、広大な敷地を誇る清水工業の「あわじ島工場」で行っています。大規模部品加工ができる工場は、国内にほとんどありません。卓越した技術とノウハウは、清水工業の強みです。
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鉄の個性を見極める、
技能者集団特殊鋼の溶接は、作業の前にあらかじめ数百度に熱しておかないと割れてしまいます。細かい温度管理が必須。気温も影響します。さらに特殊鋼は、人間のように1つ1つに個性があります。クセを見極め個性に合った扱いのできる知識と経験。清水工業は、そんな能力を持つ技能集団です。
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設計、製作をトータルでやれる
現場力が強み私たちは一枚の図面があれば、それを元に設計をし、自分たちで部品を作り、組み上げ、出来上がった製品をお客様にお届けします。外注せずに設計から製作まで、自分たちの技術で1から10まで、トータルで完成させる現場の力。それが清水工業の最大の強みです。
「鉄鋼メン」が躍動する未来へ
若い社員のヘルメットにある「鉄鋼メン」の文字。自分たちを「鉄鋼マン」、自分と仲間を「鉄鋼メン」と呼ぶ、彼らの仕事に対するプライドがそこにあります。
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鉄鋼の技術を
引き継いでほしい20~30代の社員のヘルメットにある「鉄鋼メン」の文字には、仕事に対するプライドが込められています。年上の社員から教わり、1つ1つできることを増やし、みるみる経験値を上げ、腕を磨いていく清水工業の若者たち。彼らは日々、鉄に挑戦し続けます。
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培った技術と経験を
確実に次世代へかつて、清水工業の全ては創業者の頭の中にありました。しかしこれからの時代、脱属人化をはかり技術や経験は共有の財産とする必要があります。弊社が培ってきた技術や経験といった財産を、次の世代へ確実に伝えていくために、言葉で伝えることと感覚で伝えること、これを見える化をしながら次世代へ継承していきます。
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1人1人が考え、
行動する会社へ少数精鋭の技能集団であり続けること。それが今描いている、清水工業の未来です。そのためには自分の頭でものを考え、自分の意見を口にできる社員を増やすこと。すでに彼らが躍動できる環境は整えています。私たちは自律する彼らをどんどん引き立てていきます。
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一歩先のご提案で、
理想の未来へ歩み続ける数多くの鉄を扱い、鉄を知り尽くす私たちだからこそできること。それはお客様のニーズを汲み取った、一歩先のご提案です。「清水工業に任せたい」、「清水工業なら何とかしてくれる」と応援してくださる企業様を支えます。そして私たちも、理想の未来に向かって挑戦していきます。